たまりば

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2017年03月08日

要望書の事前回答 その1

要望
1、駐車場について
自宅から近い第一希望の園に入れず、遠方の保育園に通わざるを得ない場合など、車を利用しなければならない家庭は大変多いのが現状です。専用駐車場を持っている園は有りますが、その数は少なく、多くの園児を賄うには全く足りていません。また、大多数の園はスペースを確保されておらず、園によってはコミュニティーセンターの駐車場を貸して頂いたりしていますが、その場所から園までの道のりは遠く、歩道も狭くて大変危険です。立地的に車通園が多い園では近隣とのトラブルの原因にもなっています。近隣コインパーキング利用を支援課より言われていますが、園以外の利用者が多く満車状態時は駐車出来ず、道路渋滞が発生している現状があります。ある園では、市から駐車して良いと言われている土地に、市関係者の車が止まっている時があり、困惑している状況です。もし、自動車利用では無く、バスなどの公共交通機関の利用を推奨するのであれば、保育園児家庭割引サービスなども検討してほしいと思います。各園での駐車スペース確保について、市として何か対策していただけないでしょうか。
回答(子育て支援課)
  保育所への送迎につきましては、自動車による送迎も必要な場合もあることは、認識しているところですが、園庭等に駐車場を設けることも困難であることから、まずはできることとして、坂浜コミュニティ防災センターの駐車場や、有料駐車場等のご利用についてご協力をお願いし、以前より皆様からご提案いただいていることを含めて引き続き検討しているところですが、それでも難しい場所もあることはご理解願いたいと思います。
  「駐車してよいと言われている土地に、市関係者の車が止まっている時があり」とご指摘の件につきましては、詳しくお伺いしたところ、工事関係かもしれないというお話を伺いました。こちらで確認したところ、市関係者の駐車は確認できませんでした。なお、近隣の土地利用者のご好意により許可をいただいた土地については、保護者用・公用の両方で使わせていただいております。その他、懇談会にてご要望をいただきました事項に関しましては、参考にさせていただき、実現可能性も含めて検討してまいります。



要望
2、トイレ等の老朽化について
 一部公立園では、トイレが古く園児の使用するトイレについて、床がタイルで滑りやすく危険との意見が出ています。実際に水で濡れたタイルの上をサンダルで移動する際、滑って転倒し怪我をする危険性が危惧されます。また、トイレが古く臭いので、不衛生との意見も出ています。大人用のトイレが古く整備されてない園も多いです。また、園庭が狭く、雨の日の登降園時に問題がある園もあります。公立園、私立園の差が出ない様に、トイレ等の施設の改善を要望します。また、ある公立園では保育園内の施設において一部改修工事が行われていますが、職員室のタイルなど園児と関係のない場所でした。改修において、どのような基準か、また今後の予定などをお聞かせ下さい。
回答(子育て支援課)
これまでも、保護者の要望を受け、保温便座の導入や、昨年度にも、ご要望に対し、子ども達が安心して使用できるよう、壁に絵を貼付したり等、工夫をしながら、常に改善に努めてきているところです。トイレの臭気に関しましても清掃や下水管からの臭気を防ぐようにカバーをする等の対策を図っております。また使用済みオムツから臭気が出ないようにも気をつけております。トイレ利用にあたり、事故のないよう、更なる工夫を図り、トイレ環境の改善に努めてまいります。
雨の日の園庭への登降園時はスノコ引きなどでの対応により、安全確保を図ります。
事務室のタイルの修繕については、医務室も兼ねていることから、常時子どもが素足で出入りしている中、事務室の床が傷んでおりましたので怪我に繋がらないよう張り替えを行いました。
施設修繕につきましては、園児の安全確保を第一に実施してきており、また改修につきましては、保育所のみならず公共施設など全体につきまして、劣化調査を済ませており、劣化度に応じた優先順位を付けて予算化し対応しているところであります。





要望
3、耐震設備について
  園の中には、施設がかなり老朽化している園もあります。各園の耐震設備はどうなっているのでしょうか。現状と市としての対応を教えて下さい。
回答(子育て支援課)
  公立の第三、第四、第五保育園は建築年度がそれぞれ昭和50年、51年、58年とかなり年数が経過しており老朽化しておりますが、第五保育園は新耐震基準が設けられた昭和57年以降に建築しており耐震に問題はございません。また、第三、第四保育園はそれぞれ平成19年度、平成24年度に耐震診断を済ませており、その結果、耐震に問題はございません。
  私立保育所については、近年、順次、建替え・リニューアルを済ませており問題ありません。
今後も保育施設として修繕が必要なところは修繕を行いながら、施設整備に努めてまいります。




要望
4、門の防犯セキリュティーについて
不審者情報なども相次ぐ中、誰でも園内に出入り出来てしまう事に不安を覚える保護者が多くいます。セキュリティが不十分な園も多くあります。一部の園で導入されている様な、カード式の施錠やオートロックで暗証番号入力で開くもの等の導入を要望します。また、各園で防犯カメラの設置を検討されていると聞いています。その予定はどうなっているのでしょうか。
回答(子育て支援課)
園により対応は若干異なりますが、公立・私立とも全ての園で日常、職員が保育所への来園者の確認を確実に行った上で、玄関を解錠する対応により、セキュリティ対策がしっかりなされているところです。
また、万一、不審者の侵入が起こった場合の対応として、ボタン1つで警察に通報できる直結装置を園内に設置しており、セキュリティ強化を図っています。
  防犯カメラ設置については今後、新年度予算等で検討してまいります。




要望
5、待機児童対策について 
稲城市の待機児童数は少ないと聞いていますが、現実として保育ママや認証園に預けたり、兄弟別々の保育園に預けているなど、認可園や希望の園に入れず困っている家庭が多いのが現状です。
 又、南山プラウドや市内新築住宅の増建によりファミリー層が増え保育園入所が難しくなって行く事も予想されますが、どのような対策を考えておられるのでしょうか。今後の展望を教えてください。
回答(子育て支援課)
市では、これまで認可保育所の新設、保育所定員の弾力化や公立保育所の民営化、各保育所の認可定員の増員、増改築、認証保育所、認定こども園の開設等により、保育需要の増加に対応してまいりました。
 本市では、これまで推進してきた「稲城市次世代育成支援行動計画」を継承しながら、平成27年度から平成31年度までの5か年間の計画として、子ども・子育て支援新制度に基づく「稲城市子ども・子育て支援事業計画」を策定しており、今後も、認定こども園、幼稚園、保育所、家庭的保育事業等を総合的に進めていくことにより、教育・保育の量の拡充及び質の向上を図りながら、保育需要に対応していくこととしております。
 本計画の計画的な推進に向けては、子どもの保護者代表として貴会の代表の方にも、委員となっていただいている「稲城市子ども・子育て会議」において、進行管理を行ってまいります。また、進行管理の状況につきましては、ホームページ等で公表をしてまいります。





要望
6、日曜・祝日保育の受け入れについて
勤務形態の多様化により、日曜、祝日も出勤せざるを得ない家庭も多いのが現状です。現在、日曜祝日保育実地園は、認可園では、本郷ゆうし保育園の1園のみですが、通常預けている園ではないため、利用しずらいとの意見があります。今後の受け入れ園を増やす予定はあるか、他に検討されている事が有りましたら教えてください。
 又、アンケートの中で、延長保育の時間を現在の19:00から、20:00まで延ばしてほしいとの声も上がっています。保育時間の延長を希望します。
回答(子育て支援課)
  昨年の10月から保護者が休日に就労等により、保育の必要なお子さんを家庭で保育できないご家庭の就労支援を目的に、本郷ゆうし保育園にて休日保育事業を開始しております。平成27年度の利用状況としましては8名登録で利用は1日で延2名の利用実績となっています。また平成28年度10月末までの利用状況としては、登録4名、利用は4日で延5名の利用実績となっております。このことから、現時点では、受入園を増やすことについては考えていないところです。
 延長保育についてですが、現在、2園の保育所が20時まで延長保育を実施しております。今後の拡充につきましては、ニーズ等を踏まえた上で、保育士確保も含め検討してまいりたいと考えております。





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