たまりば

出産・育児 出産・育児稲城市 稲城市

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by たまりば運営事務局 at

2019年05月15日

稲城市保育園保護者会連絡会 解散について

稲城市保育園保護者会連絡会 解散について

(1)稲城市保育園保護者連絡会の脱退の背景
 稲城市保育園保護者会連絡会(以下いなほ連)は1989年により良い保育の実現の為に発足した。発足当時は勉強会、講演会、レクリエーションの企画・開催、署名活動等で活動し、保育に関わる様々な問題を市と協議、要望を実現してきた。しかし、近年は社会、保育を取り巻く環境が変化し、加盟園が減少、役員の負担が問題となる一方、4園(第三保育園、第四保育園、ひらお保育園、向陽台保育園)だった加盟園の内、次年度は3園(第三保育園、ひらお保育園、向陽台保育園)の脱退が決定。2019年度の唯一の加盟園、第四保育園から活動の継続は不可能との申し入れがあり、本総会にて解散の承認を受けるに至った。

(2)いなほ連会費の残金について
 いなほ連会費の残金は役員の協議の元、2018年度に加盟していた4園で分配する。


(3)いなほ連の活動について
 市が運営する会議への出席、加盟園の保護者を対象としたアンケートを元に要望書を提出し、要望を直接伝える市長懇談会を開催する事を主な活動としてきた。脱退の背景を踏まえ、市の関係各所と協議した。


 1.稲城市公共交通会議(都市建設部 管理課)
 議員から除名される。

 2.稲城市子ども子育て会議(福祉部 子育て支援課)
 今までは「子どもの保護者」という枠でいなほ連から一名出席の依頼があり(他にこの枠には父母の会連合会から一名、小中学校のPTA連合会から一名が出席)、毎年その年の代表が出席していた。今後については、市内の保育園の意見を聞く目的で、各園の保護者会会長に委員として会議出席の依頼をする可能性があるとの回答。

 3.市長への意見、要望書の提出(福祉部 子育て支援課)
 意見、要望がある場合は自園を通して提出をして下さいとの回答があったが、要望を伝える窓口が別途必要との意見が多数あり、また保育園側だけでは解決できない問題もある事などから、市との直接の窓口を保持する為の要望書を2019年5月7日(火)に提出。市からの回答については、各園の2018年度いなほ連役員宛てに送付する。その後の折衝が必要な場合は2018年度代表園の向陽台保育園のいなほ連担当者が窓口となり、都度各2018年度いなほ連役員に連絡する。

 4.いなほ連ブログ、現在までの資料について
 ブログで解散の報告を担当者(第三保育園)が5月末までに行う。
 現在までの資料、データは向陽台保育園が5年間保管しておくものとする。  


  • Posted by いなほれん at 23:19

    2019年03月15日

    平成30年度 市長懇談会議事録

    平成30年度 稲城市保育園保護者会連絡会 市長懇談会議事録

    1.開催概要
     日時:平成30年11月7日(水)18:00~20:00
    場所:中央文化センター 視聴覚室
    参加者:稲城市:高橋勝浩市長、子育て支援課の方々
        稲保連:第四保育園、第三保育園、向陽台保育園、ひらお保育園
    資料:平成30年度 稲城市保育園保護者会連絡会からの意見書、回答書(懇談会時予定回答)

    2.議事

    ■要望1-1 保育園について
    ①保育時間
    勤務形態の多様化や通勤時間の関係で保育時間が短いと考えている保護者が多くなってきています。市内の2か所の保育園では夜8時までの延長保育が行われていますが、まだまだ少なく、希望園にも入園できないことから、今後、夜8時までの延長保育ができる園を増やして頂きたいです。

    【回答】
     現在、午後8時までの延長保育につきましては、城山保育園、城山保育園南山、メリーポピンズ本園及び分園の4園で実施しています。また、平成31年4月開設予定の京王キッズプラッツよみうりランド、稲城矢野口雲母保育園につきましても、午後8時までの延長保育を予定しています。

    ②保育士の数
    目が届いていない、散歩や遊びの制限、人数が少ないことで対応が悪くなるという意見が挙がっています。稲城市では今後、保育士を確保する対策はどのようにお考えでしょうか。

    【回答】 
    保育士の配置つきましては、法令により歳児別に保育士一人当たりの受け持ち児童数が定まっておりますが、1歳児においては市独自に上乗せ配置をしております。   
    また、保育士の確保につきましては、各市におかれましても大変厳しい状況でありますが、今後も引き続き、賃金の処遇改善などにより保育士確保に努めてまいります。

    ■要望2-2 保育環境について
    ①トイレ等の老朽化
    以前、耐震では問題ないとの回答を頂いていますが、使い勝手には多く問題が残されている園が多いのが現状です。トイレの扉が閉まらない、トイレ内が不衛生等の意見があがっています。今後、改修はどの様に進めていかれますでしょうか。

    【回答】
    トイレの老朽化に伴う破損・不具合等につきましては、必要に応じて修繕を進めています。また、トイレ内の清掃を一日に2~3回行い、衛生管理を徹底しています。私立保育園におきましては、施設や備品を整備するための補助金を支出しておりますので、必要に応じて修繕等にて対応しております。

    ②門の防犯セキュリティ
    カードキー、オートロックを最低限とし、稲城市で保育園のセキュリティの統一をはかって頂きたいです。また、一部の園では子供の手の届く位置に鍵の設置がされており、一人で出て行ってしまうという問題も挙がっています。

    【回答】
    門の防犯セキュリティにつきましては、防犯カメラを設置し、玄関ドアはオートロックで開閉しています。また、不審者対策として、職員の見回り等を強化し、保護者の皆様にも『保護者カード』を送迎時に着用していただいております。
     また、一部の園で子どもの手の届く位置に鍵があるとのご指摘ですが、該当園(向陽台保育園)に確認したところ、門のカギは、本来子どもの手の届かない上部に設置されているものの、5歳児がジャンプ、門に足をかけて開けようとすることがあったため、これについては運営の中で注意をしてまいりたいとのことであります。

    ③駐車場
    今年も例年に引き続き多くの要望が寄せられています。下記にも記載しておりますが、駐車場問題は、近隣の保育園に入れない、近隣に保育園がないことといった、待機児童問題とも大きく関わる問題です。公共交通機関(Iバス等)も台数が少なく、どうしても車を利用せざるを得ない状況であるため、市でも積極的に関与していただくことをご検討いただけませんか。
    昨年同様、駐車できる台数が少ない、駐車待ちができない等意見が多いです。現在進んでいる計画やスケジュール等の告知が徹底されておらず、不安がある保護者もいます。今後のスケジュールや決定事項を改めて教えていただきたいです。
    また、近隣住民からのクレームがあり、各園独自で駐車場の停め方を役員が率先して整備する等の独自の対応策を講じる保育園もあります。次に述べる近隣問題にも関わるため、広義の問題として捉え市で対策の支援や整備をお願いしたいです。

    【回答】
    駐車場につきましては、新設施設については整備をすることとしていますが、保育所利用申込の際に原則として駐車場はないことにご了承をいただいた上で入所いただいております。また、公立保育園については、駐車についてクレームがある駐車場付近には職員を配置し対応しております。
    稲城中央公園野球場駐車場改良工事につきましては、出口を新たに南側に設け、出入口を別々として相互通行を解消し、利用者の安全性及び利便性の向上を図ってまいります。また、現在のゲート式からフラップ式へ変更することにより、駐車台数を5台増やします。
    なお、工事の時期につきましては、野球場の閉鎖期間である平成31年1月から3月を予定しており、工事期間中はご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。


    ④近隣問題
     保育園が団地の中に存在すること、近隣住宅との距離が近いことが理由で、登園、降園時の騒音や車の行き来について近隣住民とトラブルになっています。ある園に通う園児と保護者については、近隣住民に大きなクラクションを鳴らされたり、写真を突然とられたり等の脅しの被害を受けた方もいるようです。安心して保育園に通うため、各園で独自に対応している近隣とのトラブルの現状を把握していただき、対策を考えていただきたいです。もし現在行っている支援や、今後可能な対策が有りましたらご教授いただきたいです。

    【回答】
    近隣問題につきましては、公立保育園においては、近隣住民の方々には、行事等では必ず事前に挨拶等をし、園運営にご理解ご協力をいただけるように努めているところです。そして、送迎時間帯のトラブルをできるだけ少なくするために、職員が園舎道路等に立ち、車の誘導等を行なっております。また、住民からの苦情等につきましては、保護者会にも連絡し、情報共有をすることで対応を図っております。
     私立保育園(ひらお保育園)においては、近隣の商店街などの駐車場が空いている場合には利用できるように協議をし、協力を得て運営をしているとのことでございます。

    ■要望3 病児・病後児保育について
    ①登録方法
    年度ごとの登録制という方法の認知が進んでおらず、利用する当日に慌てて再度書類記載をしなければならない状況もあるというような利用するための負担感が大きいです。(記載には時間を要します)例えば毎年、病児保育の案内と登録を促す様な用紙を各保育園から配布することは可能でしょうか。また、毎年の登録制という方法ではなく、保育園、小学校と数年単位の登録制度をご検討下さい。

    【回答】
    病児(病後児)保育の登録方法を年度ごとの登録とせず、毎年度、初回に一度登録することにつきましては、保護者・保育室双方の負担を減らすために検討したことはございますが、病児(病後児)を安全に保育するにあたり児童の予防接種や既往症等について、最新の状況を確認するために年度毎の登録としております。
     年度毎とはなりますが、事前ではなく当日に施設受付において登録いただくことも可能ですのでご理解いただきたいと考えております。

    ②予約方法
    予約が、前日の電話予約のみのため、予約開始時間に電話をかけてもすぐにつながって予約をとることが容易ではありません。(特に病児保育室)保育室は1件ずつ丁寧に対応をするため、30分つながらないことも少なくなく、電話がつながっても結果キャンセル待ちとなることも多いです。
    また、予約開始時間が勤務時間中のこともあり、電話をかけるということ自体が難しいとの声もあります。電話予約だけでなく、ネット予約等別の方法もご検討頂きたいです。そうすると、潜在化しているニーズの把握も可能となると考えます。

    【回答】 
    病児・病後児保育の予約につきましては、電話で病状等の詳細を伺う必要があり、また、当日の朝、予約等を受けるにあたり、電話に加えてリアルタイムでネット予約に対応する保育士を確保することが難しいため、電話予約とさせていただいております。しかしながら、今後ネット予約またはメール予約等について、運営事業者と共に研究してまいりたいと考えます。

    ③受け皿の拡大
    今年度も昨年同様、現在の病児、病後児保育の利用状況(利用枠に対する利用者や、自己キャンセル、断った人数等)を取りまとめて頂き、ご公表頂けますでしょうか。年間の受け入れ枠と利用者数からすると、まだ受け皿に余裕がある様に見えるかもしれません。しかし、実際は遠方であることや上記の予約方法の問題から、そもそも利用を諦めている世帯が多いです。また、需要が激増する季節には、限定的にでも病児保育の受け入れ枠を増やす方法をご検討頂けますでしょうか。

    【回答】
     市で運営委託している病児・病後児事業の利用状況につきましては、とりまとめ、事務報告書にて公表しております。また、昨年のこの懇談会におきましてもお知らせしております。
     病児保育室は、利用者同士の感染を防ぐために陰圧室なども整備する必要がありますので、季節に応じて受入人数を増やすことは難しいと考えております。また、同じ病状の児童は同じ部屋で保育し、受入を増やすように努めております。
    なお、利用対象者につきましては、市内在住または在勤の方のみと致しました。

    ■要望4 日曜・祝祭日保育について
    0歳から利用したい、近隣にあれば利用したいという方もいました。

    【回答】
    休日保育につきましては、利用者が年間延5人と非常に少ない状況であり、0歳児対応のためには看護や離乳食対応などのために実施園にて職員を増配置する必要があることから、現在のところは1歳児以上を対象とさせていただいております。

    ■要望5 待機児童対策について
    兄弟別々の園で送迎が大変、入園できず生活が困窮した等、保育園の数が不足していると考えている保護者がとても多いです。また、この問題は駐車場の問題にも密接に関係しています。希望園に入園できない為に自宅から車で送迎せざるを得ない保護者が多くいる為です。市内にはこれから開拓される地域も多く、人口増加が見込まれていると思います。子育て世代の流入で保育園の需要はますます増えることでしょう。今後も保育園が少ない地域を中心に認可園の増園を継続して頂きたいです。また具体的に計画があれば教えて下さい。

    【回答】
     待機児童対策につきましては、平成30年度は、認可保育園1園(メリーポピンズ稲城ルーム(定員92人))を開園致しました。
    平成31年度は、認可保育所2園(京王キッズプラッツよみうりらんど(定員42人)と稲城矢野口雲母保育園(定員60人))と認定こども園2園(サザンヒルズこども園1園(保育定員96人)、認定こども園子どもの森分園(保育定員30人)を開園予定です。
    平成32年度は、認可保育所3園(大丸都営アパート跡地において第四保育園民営化(定員222人(現在の第四保育園の定員112人))及び認可保育所2園(定員各90人)の整備を予定していることから、現在、事業者募集等を行っております。
      


  • Posted by いなほれん at 10:08

    2018年02月14日

    平成29年度 市長懇談会議事録

    平成29年度 稲城市保育園保護者会連絡会 市長懇談会議事録

    1.開催概要
     日時:平成29年11月7日(火)18:30~20:00
    場所:中央文化センター 視聴覚室
    参加者:稲城市:高橋勝浩市長、平泉征大子育て支援課長、石井子ども福祉担当部長
        稲保連:第四保育園、第三保育園、第五保育園、向陽台保育園、ひらお保育園
    資料:平成29年度 稲城市保育園保護者会連絡会からの意見書、回答書(懇談会時予定回答)※本回答は平成30年3月予定

    2.議事
    第1部 昨年度(2016年度)の申し入れ事項の進捗確認について
     第2部 本年度の申し入れ事項について
     第3部 フリートーク(追加質疑)
     ※基本的な流れは、①市より回答書読み上げ、②追加質疑QA
     ※意見書、回答書は資料参照。追加質疑のみ下記記載。
     市=市長、支=子育て支援課、福=子ども福祉担当、稲=稲保連

    <追加質疑>
    1 待機児童について
    稲:来年度1園増えるということを聞いたが、現在の進捗などあれば教えてもらいたい。
    支:現在認承保育園の1園(メリーポピンズ)が平成30年4月から認可保育園となる。稲城駅前の既存設備を分園とし、新規に本園を開設して2園体制で人数も拡大し進めていくという計画となっている。現在30名の定員から62名増え92名体制を予定している。
    稲:駐車場は整備されるのか。
    支:本園の裏側に駐車場を整備する予定としている。

    2 駐車場について
    稲:向陽台保育園には全く駐車場がなく、送迎時には中央公園の野球場横の駐車場を使うように周知されてきている。しかし、野球の試合があると、朝8時半~9時ごろの登園時間に満車になってしまっている。いくら待っても開かず、駐車場待ちをすると通行の妨げになり迷惑がかかる。やむを得ず、道路のくぼみに車を止めると駐車違反の取り締まりを受けることが多々ある。(発熱のお迎えで、緊急の場合でも同様である。)
    市:お気持ちはわかる。法的なことは、いかんともしがたい。一分一秒でも駐禁(駐車違反)。向陽台の公園通りは、駐車違反重点区域である。公園通りは店舗と住宅をセットにした建物を招致した町づくりで、道路にあるくぼみは、そういったお店にお客さんが立ち寄りやすくするための工夫。道路を造り、通れるようにする道路管理者は、市道は市、都道は都、国道は国なわけですが、交通の管理者は警察であり、市としても警察に、くぼみをコインパーキングにすること、保育園のお迎えの時間帯に使用できるよう申し入れているが受け入れてもらえない。個人的には、子どもの送迎のために仕方ないと思うが、市長としてはそういうわけにいかない。いかんともしがたい。
    野球場横の駐車場についてリニューアルしたいと検討している。例えば、ゲートを入ってすぐの所に、お子様連れ優先と書くとか、駐車場内から歩道に降りる階段を造ることを考えている。
    稲:向陽台保育園の送迎に使っている、中央公園の野球場横の駐車場を改修工事してくださるということですが、具体的にいつごろになるのか?また、工事の間、どこに車を止めたらいいのか?
    支:30年度に改修するように考えている。
    出来るだけ期間等については、土木課の方と調整しながら、出来るだけご不便をかけないように努めていきたい。
    稲:(駐車場の)出口を別にするということについてですが、出口のところはバス停にあたっている所なので、バス停を利用する方の事も考慮してほしい。
    稲:今困っている人たちがいる、来年度では卒園や退園して関係がなくなってしまうこともある。駐車場に線を引くなどの対応はできないか?
    市:改修する前に線を引くのは、税金の無駄遣いと言われてしまうのでむずかしい。
    稲:保育園の送迎でこどもが通ることなど、張り紙などはできないか?また、改修工事の間だけでも、近くの向陽台小学校の駐車場を利用できないか?
    支:張り紙は、すぐにできると思う。向陽台小学校の駐車場の利用については、すぐに返事が出来ないので、検討する。

    3 保育士の質と数について
    稲:ニュースなどで保育園の事故を多く聞く、事故があってからでは遅い。
    知り合いの方で、今年10月からメリーポピンズ稲城ルーム(東京都認証保育所)に入所予定でしたが、園長先生より保育士が育っていないので、12月からにしてほしいと言われた方がいて、園長先生という上の立場の方に保育士が育っていないということを聞かされると、子どもを預けるのに不安を感じるということでした。
    支:数については一般的に保育士が不足している。メリーポピンズ稲城ルームは、30年4月から認可化し、増設することが決まっている。4月からは保育士を集めてやっていこうと準備している。
    福:質については子育てコーディネーターが各園を巡回してみているのでご安心ください。

    4 臨床心理士の派遣について
    稲:臨床心理士の派遣についてはレスポーいなぎさんからされているということだが、これは保育園側から依頼をしたら来て頂けるのか?
    支:向こうから来るというよりは、こちら側から依頼をして派遣されるので、ご心配があれば、現場には園長、管理職等もおりますので、そちらに相談して頂いて、派遣に繋げて頂くような形が取れればと考えている。

    5 子育て支援課の土日開庁について
    稲:土日の市役所の開庁日にあわせて子育て支援課も対応していただきたい。子育て支援課のホームページなどもあるが、実際に担当職員に話を聞いたりパンフレットをもらったりしたい。
    支:メールの問い合わせなども用意しているので、問い合わせいただければ誠意を持って対応していく。まずは既存の窓口、メールなどを使って問い合わせしていただきたい。
    福:パンフレットが欲しいなどであれば、事前に連絡をもらえれば土日開庁日に渡すことは可能ではないか。
    稲:パンフレットを保育園に置くということは可能か。
    支:パンフレットを置いて欲しいという要望があれば対応可能と考える。土日開庁日の対応については、子育て支援課の業務が増えている現状ではすぐの対応は難しいと考えている。

    6 おむつ持ち帰りについて
    稲:おむつの処分について前向きにご検討いただいているということだが、具体的にはいつくらいまでにどういう方向性で進んでいるか教えてもらいたい。便だけでもきちんと流すというものか、おむつ自体を保育園で廃棄してもらえるというものか。
    支:おむつの内容物をトイレで処分することは、保育所であれば飛沫感染、そこからの集団感染につながるおそれもあるため、そのまましばって持ち帰ってもらうという方針でやってきたが、今後は保育園の屋外などでストックしておき、ごみ収集日に回収するという方法でできないかと考えている。

    7 クレーマーについて
    稲:第三保育園では長年、近隣の方のクレームの問題が続いていたが、最近は静かになっている。用務員さんにも立って誘導して頂いていたが、用務員さんも大変だろうということもあり、やはりそれぞれ保護者の意識を高めるためにもそれぞれルールをちゃんとしっかり覚えて、お互い声をかけるようにということで、月~金のシーツの交換等があって時間がかかる日だけにして、他の曜日はそれぞれきちんとしましょうというような流れに最近変わり解消している。
    福:当初はもめていたが今お話しを聞いた通りのいい方向で来ていると園長から伺っている。この現状を維持するように頑張って下さいと園長と話している。

    8 駐車場ミラーについて
    稲:第三保育園の前の駐車スペースとコラボいなぎ(コミュニティーセンター)と近くの天満神社の駐車場を使わせて頂いているが、天満神社の駐車場から出るときに、坂がカーブになっていてすごく見にくい。目の前にミラーがついているが、向かって右側のミラーの角度がズレていて見えないが、それはどこに相談したらいいのか?
    福:管理課で作っているカーブミラーなら管理課だが、ただそれが道路のカーブミラーだと天満神社からの出入り用の角度にはなっていない可能性がある。
      道路の角度の関係を確認するためのミラーなので、もしそれが天満神社の出入りの為のミラーであれば、直すように担当部署なり天満神社の方にお伝えするなど対応する。
    稲:先日管理課長さんにお会いした際に伺ったのだが、建物や駐車場からの出入り口の為のミラーは、原則市では付けないこことなっている。道路と道路が交差する部分のミラーや、きついカーブの為のミラーはもちろんつけるが、それ以外のところは安全確認の為に見えるところまで車を出してしまったらぶつかってしまうというぐらいのところでないとミラーは付けていないとのこと。その辺りも併せて確認ということでお願いしたい。

    9 建物耐震化について
    稲:建物の耐震についてすべて満たしているとのことだったが、第四保育園のまわりの都営住宅は建て替えなど耐震化を進めているが、第四保育園が入っている都営住宅の建物はまわりよりも何年か新しいということで工事がされていない。建物の耐震化や老朽化(トイレのにおいなど)はとても気になっている。基準は満たしているとのことだが、あまりにも古く保護者としては心配もあるので建て替えなど検討してほしい。
    支:第四保育園が入る建物は昭和51年に建築されている。平成24年に耐震診断を実施し、耐震については問題ないことを確認している。耐震基準は満たしているが、老朽化は否めない。危険箇所については最優先で取り組んでいきたいと考えている。耐震基準は満たしているので安心して通園してほしいということをお伝えしたい。
    稲:保育園の保護者に向けて(玄関などに)「耐震診断済み」など表示を掲げることは可能か?
    支:耐震診断を実施した東京都に確認する。

    10 iバス利用、児童館利用について
    稲:第三保育園にiバスで通っており、ほぼ毎日利用させて頂いているが、子育てで悩んだりしたときにどこか出かけたいと思っても、利用したい時間帯の本数が少なく利用しづらい、iバスの時間を見て移動するのでもう少し本数を増やして頂きたい。iバスを利用して、どこにも寄らずに保育園送りに行って帰ってきて時計見ると、2時間かかっている。第三保育園の環境がとても良く、先生も良い方々で転園は考えていないが、駐車場問題とも絡みがあると思うが、公共の交通機関でもっと通いやすくなるような工夫をiバスでもご検討頂きたい。また土日も変わらず同じ時刻で運行しているので、それはとても便利だと思うが、中央公園など出かけられるような時間帯に1、2便増やせたら、もう少し子育ての幅が広がる。
    それと児童館について、市内のどこか一か所でもいいので少し個性的な施設があれば他の市からも遊びに来やすい。他の自治体の児童館を利用すると、中でご飯が食べる事が出来たり、図書館も併設されていたり、雨が降っても中で運動が出来る。第四文化センターも体育館があるが、いいところを真似して稲城市ならではの児童館が出来れば喜ばしい。
    福:各地域にいくつか児童館はあり、各児童館にそれぞれ特色がある。
    城山児童館は、大きい体育館があり、それ以外には文庫スペースを設けており、遊びのスペースとは別のところで読めるようになっている。
    また、各児童館では小さいお子さんが親子で参加出来るようなそれぞれ特色ある事業を実施している。
    私が以前文化センターの係長をしていた頃に児童館の事業もよく参加していた。児童館によってはかなり特色があり、児童館祭りなども実行委員を子供たちが中心になって行われていた。他の市の児童館を見てないので、そこの比較は出来ませんが、私の中では色々と特色ある行事が行われていた印象がある。
    稲:しかし市内を移動するのがどうしてもiバス頼りなので、広報を見て参加したい行事があったとしても、ダイヤを見て、帰りのことまで考えると、行けないという結果になってしまう。
    現状、保育園へお迎えに行き、天神前というバス停から17:51に乗らないともうバスがないので、その場合は稲城駅から30分かけて歩いて帰るか、新百合ヶ丘駅周りで矢野口まで行き、そこから10分歩いて帰るか、またはAコースで18:11というのがあり、この間初めて乗りましたが、20時前にやっと帰れるという状況。
    駐車場が足りないのならiバスでカバー出来るような方法をご検討頂きたい。
    福:iバスに関しては即答が難しい。ダイヤを変更したばかりで、すぐにまたそれを変えるという事が出来ない。多様なニーズがあり、市でも会議の中で色々な方々からの話を聞いた上で、それぞれの代表の方が集まって話しを進めている。決して個人の方向け用ということには出来ないので、全ての市民が利用しやすく循環できるようなバスの路線を考えた上で対応していくので、中々個人の方のご意見だけ通すことは難しい。
    申し訳ないがiバスで今すぐどうにかするという回答は出来かねない。
    稲:それとアンケートの中で、自分の地域の保育園に通うことが出来ないということはいかがなものか、というご意見がある。
    同じ地域の保育園に通えたら住みやすくなり、色々な面で保護者も余裕が持てると考える。
    稲:iバスの件に関しては、先日行われた地域交渉交通会議に出席して、保育園の送り迎えでは使いにくいというお話はしている。管理課長さん出席されていたので、間もなく市長さんの小耳にも入るところかと。そちらはそちらで別の機会で私の方からも声を届けさせていただきたい。

    11 子育て支援課の対応について
    稲:今回の保護者のアンケートの中で、上の子と下の子を同じ園に入れられず子育て支援課に相談した方が、市の担当者から、「下の子を産むとき、なぜ上の子を退園させなかったのか?」ときつい言い方で言われたので、丁寧に対応していただきたいという意見がある。
    支:一度退園して、育休明けに兄弟二人で入所すると、20点の加点があるということだと思うが、職員の対応がよくなかった。今後、そのような事がないよう部下にきっちり指導していく。

    ☆閉会の挨拶(高橋市長)
    今日は限られた時間の中でいろいろとご意見をいただき、ありがとうございました。伺った意見はすぐにすべて解決できるのもではないが、今後も市民のみなさま、子育てされている若いお母さん方のご意見を真摯に受け止め、ひとつでも多く解決できるよう全力で取り組んでいきたいと考えている。
    大きな課題として、現在の日本の社会保障、福祉はどうしても高齢者の方に向けての財源の傾斜配分が高くなっている。できる限り子育て支援を優先していきたいという考えだが、現実は使える財源は限られている。
    まず、保育園の待機児解消については、子育て支援には、保育園や児童館、学童クラブ、予防接種の経費補助や小児医療の負担や医師の配置など幅広くある。現時点では子育て支援の中でもとりわけ課題の多い待機児童解消をと考えている。現状の質は維持しながら定数を増やしていきたいと考えている。稲城市としては認可保育園を増やす方針としており、増やせるよう準備を進めている。
    送迎問題については、本来であれば、住んでいる地区の身近に歩いていける保育所に通えるのが理想である。ただ稲城市は、各地区に住む人口と、そこに住む年齢層が偏在している。そこでどうしても車での送迎問題やiバスの問題が出てきてしまう。まずは保育所の増設にお金をかけて取り組んでいく方針としていることをご理解いただきたい。
    また、保育所の施設の面でも、耐震は満たしていて安全だが、安全と保護者の安心は別である。「一定の基準を満たし一定の地震では崩れない」という安全をしっかり示して安心してもらえるように進めていきたい。でもその安全と老朽化で使いづらい、不衛生であるということは別の問題だと認識している。第四保育園は、耐震は満たして安全だが老朽化は進んでいるためいずれ対応していかなくてはいけないと考えている。一方で、新しい転入人口に対応するために保育園の増園をしていかなくてはいけないということがあり、既設の保育園の老朽化対応はどうしても順番としては二の次になってしまうことをご理解いただきたい。また、現在、保育園の建て替えなどを行う際、公立の保育園では補助金が出ないため公立のまま建て替えを行うことはできない。第四保育園の老朽化の問題を解決するためには、民営化、移転、建て替えというのをセットで考えていかなくてはならない。そこにはまた一定の反対意見もあるため時間をかけて話し合っていかななくてはならない。同じことは第三保育園にもいえる。第三保育園については、はたしてあの場所にニーズがあるのか。原点はニーズのあるところに、保育園を作るというのが優先だろうと考える。
    iバスについては、これ以上便数を増やすことは難しい。年間1億円の赤字は今の稲城市の財政規模からしても限界が近くなっている。iバスの運行に反対する市民も相当数いる。この現状にご理解いただきたい。これらのことから、我々は本来の形である住んでいるところから通える環境に保育園を増やす、ということをやっていくことが一番だと考えている。まだ具体的に「こことここに」とは公表できないが、新設や公立保育園の建て替え移転・民営化など、相当数の保育所、定員を増やしていくというアイデアを作っているところである。近々市議会に報告してみなさんにも情報提供できると思う。ぜひご理解、ご容赦いただきたい。
    駐車場問題についても完全に解消することは難しいが、毎年一番の問題になる向陽台保育園については、今回大きな改善ができると思う。工事の間の代替えまではご容赦いただきたいが、改修後にはある程度改善できるのではないか。第三保育園については、現在は安定しているとのことだが、根本解決はしていないと認識している。建て替え移転民営化というのも視野に入れながら考えていかなくてはいけない。
    ほかにも課題はたくさんあると考えている。小児医療の問題、医療費助成の問題、予防接種など、どれも財源確保が難しい問題となっている。申し訳ないが、しばらくは優先順位を上げることはできず、簡単に約束することはできない。その中で私たちが期待をしているのは、今回の解散総選挙での争点となった消費税増税分の使い道の変更である。政府の基本的な考え方が、子育て支援のほうに傾斜配分して全世代型の社会保障をしていこうというものになっている。子育て支援について、保育園待機児解消だけでなく、具体的な施策でみなさんの負担が軽減できるように財源が回されることを期待している。
    子供は将来の日本の宝であり、これをないがしろにしてはいけない。一方で高齢者への感謝の気持ちを込めて福祉をしていかなくてはいけない。その中で少しでも子育て支援に傾斜配分できるように、市の立場として今後とも考えていきたい。みなさんのご意見、ご要望はなかなか実現できないとお叱りは受けているが、気持ちとしてはわかっていただきたい。
    お答えになっていないし、言い訳のようになってしまっているが、ご理解、ご了承していただき、みなさんと一緒に明日の稲城の子育て支援を進めていきたいと考えている。
    本日はこのようにお時間をいただきありがとうございました。  


  • Posted by いなほれん at 21:33Comments(0)

    2017年03月08日

    いなほ 機関紙VOL3 2016年1月

    こんにちは!
    いなほ連です★

    機関紙VOL3をご紹介させて頂きます!!

    ***対市懇談会を開催しました。***
    2016年11月29日(火) 中央文化センター

    " 今年は、高橋市長、芦沢福祉部長、森子育て支援課長に参加して頂きました。 事前に稲保連でアンケートを元に作成した要望書を提出し、回答を頂きました。 その上で再度各園から直接意見を 述べさせて頂き、市長の方々からも沢山のお話をお伺いし、活発な意見のやり取りができました。
    ご参加くださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。"


    *1 事前に出した要望書は、要望①から要望⑫まで作成致しました。       (いなほVol.2参照) 当日の議事録は皆様にお配り致しますので、ご確認下さい。要望書と回答全文に付きましては、保育園の各部屋に一部置いておきますので、詳しくご覧になりたい方はそちらをご参照ください。                        また、ご希望の方には差し上げますので、稲保連役員に声をおかけください。

















      


  • Posted by いなほれん at 01:22★2016年度 機関紙★