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Posted by たまりば運営事務局 at

2008年10月26日

第一保育園の民営化について

 保育園の民営化については、何年も前から「稲城市保健福祉総合計画」において実施が計画されていました。計画が公表された当時は、市と保護者との懇談会でもこの話題が大部分を占め、激論を戦わせたこともありました。稲保連の機関紙でもこの話題をとりあげていましたので、「稲保連ってたしか民営化反対論者よね?」と思っていらっしゃる方も多いと思います。その後、具体的な計画の進展がなかったため、論争は下火になりました。その間、稲保連も「反対のための反対論」となっていてはいけないと、「民営化対策委員会」を立ち上げ、各地の勉強会等に参加し、情報収集・事例研究に努めてきました。
 先日、稲城市より第一保育園の民営化について、本年11月下旬から平成21年2月初旬にかけて「受託業者の公募」、平成21年2月下旬から3月下旬までに「受託事業者選考審査・選定」、平成21年4月「受託業者決定」・・・とスケジュールhttp://www.city.inagi.tokyo.jp/kurashi/kosodate/hoikusho/mineika/schedule/files/schedule.pdfが公表されました。ガイドラインも、第一保育園の保護者達との話し合いのうえ修正を重ね、最終案としての「第一保育園民営化ガイドライン」が策定されたところです。http://www.city.inagi.tokyo.jp/kurashi/kosodate/hoikusho/mineika/guideline/index.html
 これまでの話では、市も他市の事例などの考察を重ね、受託業者は認可保育園運営実績のある社会福祉法人とすることや、選考過程においても保護者の意見を十分に聴取・反映する姿勢を示しており、保護者たちも、以前のように「民営化絶対反対!」ではなく、「民営化しなければならないのなら、どうしたら子どもたちにかかる負担を最小限にできるか」という観点から、話し合いを進めています。
 稲保連としては、当事者の保護者の意見を尊重し、第一保育園がトラブル・涙無く民間移行されるよう支援していきたいと思っています。第一保育園の保護者の方々も、何か不安なことがあれば、稲保連にも相談してください。稲保連は、これまでの活動で、信頼できる相談機関(学識者等)との繋がりがあり、市の子育て支援課との話し合いの仲立ちができる関係もあります。
 第一保育園の保護者の方々は、今年4月以降毎月のように市との話し合いを持ち、突然わが身に降りかかった自園の民営化の計画を必死で受け止め、勉強しています。市内では第6保育園が民間委託されて運営していますが、完全な民営化は初めてで、市の職員の方々でさえ未知の状態、保護者の方々は不安でいっぱいの状態だと思います。第一保育園の保護者と市との話し合いは、民間移行後も運営が安定するまで当分の間続けられます。他の園の方々も、ひとごとと思わず第一保育園の保護者の方達を応援しましょう!

  


  • Posted by いなほれん at 09:28Comments(0)第一保育園の民営化について