たまりば

出産・育児 出産・育児稲城市 稲城市

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by たまりば運営事務局 at

2016年05月18日

いなほ連加盟園の増加に向けた取り組みについて

2016年3月

こんにちは。いなほ連です。

2015年度市長懇談会を無事に開催することができ、ほっとしています。

市長懇談会後は、今後いなほ連の活動をどのように活性化するか、というテーマで各園が話し合いを進めてきました。

現在、いなほ連の加盟園は5園。
昔は、公立園すべてが加入していましたが、民営化の都度、加盟園が脱退していき、第三、第四、第五、ひらお、向陽台の各園のみが加入している状態です。

保育園児の待機児童問題、保育の質の向上などについて、市内在籍園児の保護者達が団結して要望をあげる貴重な場として、今後もいなほ連の運営を継続できるようにしていきたいと考えています。

加盟園の増加に向けて、今後市内の認可保育園へ向けて、加盟に関するご案内をお送りする予定です。
  


  • Posted by いなほれん at 01:09これまでの活動

    2008年09月20日

    これまでの活動

    稲 保連の活動は、1989年9月から始まりました。今は当時を知る人も少なく、資料もほとんど残っていないため、正確なことはわかりません。園の違う保護者 達が集まるきっかけになったのは、現在の第6保育園が都立から都の福祉財団経営の形で移管になったことから、当時はもっと福祉的な措置であった保育所の経 営が委譲されたという事実に不安を感じた保護者達が、保育をめぐる問題を考え、話し合う機会を持つことになったのだと言われています。部分的に残っている 資料などによれば、当時のパパママは熱血で、まだ週休1日の職場がほとんどの時代に、勉強会や講演会、レクリエーションを企画開催したり、様々な請願のた めに署名を集めたり、市議会にも出席したり、災害があればカンパを集め、被災地の園児や保育士を励ます手紙と一緒に送ったり・・・。とても精力的な活動 だったようです。

    これまでに市に働きかけて実現した成果
    ● 園児の母親が出産・育児休暇をとることにより、すでに通っている保育園を退園しなければならず、育児休業後に別の保育園に行かざるを得ないケースもあった 市の条例の改正を請求し、育休中の継続的保育が実現しました(‘90~‘92年度)。現在は、育児休業開始から1年3ヶ月を限度に育休中も継続して保育し てもらうことが可能です。

    ●保育料算定の際に同居する祖父母の収入も合算して算定する「世帯合算」が、‘92年度に廃止されたにも関わらず、その後2年間も世帯合算により算定されていた事実が発覚し、市に抗議して返金されることになりました(‘94年度)。

    ● 生後4ヶ月児の産休明け保育と18時以降の延長保育が始まったものの、蓋を開けてみたら、十分な保育士の配置も設備の準備もされないまま強行されていたこ とに不安を覚え、安心して預けられる産休明け保育・延長保育の実施を求め陳情し、改善に導きました(‘93~‘95年度)。

    ●第 6保育園の正規職員が欠員状態であることについて、市が「市の施設になったが欠員を補充するのは直接運営する福祉財団の責任だ」と答えたことに対し、移管 に際して「保育水準を下げないよう、市は最大限の努力を払う」と約束したことを守って欲しいと陳情し解消されました(‘94~‘95年度)。

    ● 「お泊り保育」(5歳児が、毎年夏季に親元を離れ、保育士と一緒に園に一泊する体験行事。子ども達にとって精神面・生活面で自信となり、その後の成長の大 きなステップになると言われている)を市が保護者に事前説明なく出した廃止通達を撤回させました(‘94年度)。もともと市内全園で行われていた行事では ありませんでしたが、実施されていた園では、現在も継続されている大きなイベントの1つです。

    ●すべての公費負担の予防接種が集 団接種(日時場所指定のもの。現在のポリオやBCG、ツベルクリンのような形式)であることについて、子どもの体調などに合わせられる個別接種化を長年要 望。個別化すると摂取率が下がる、医師会の協力が得られないなどとしてなかなか実現されませんでしたが、医師会とも話し合いを持ちようやく実現しました (‘99年度)。

    ●乳幼児にかかった医療費について助成が得られる「乳幼児医療助成制度」、少子化問題が 叫ばれて多くの市区町村で所得制限無く就学前まで措置されるようになった‘01年当時、稲城市では所得制限無しは1歳までの子どもにしか適用されていませ んでした。稲保連では毎年制度拡充を要望し続けて、‘05年に3歳まで所得制限無しに、‘07に就学前まで所得制限無しに拡充されました。

    ● 子どもは何故か夜間・休日に病状が悪化しがち。慌てて市立病院に連れて行ったら、小児科医が不在で対応してもらえなかった・・・という声が毎年のようにあ がり、稲保連でも‘02年頃から市立病院の増員・常駐を要望し続けています。小児科医不足のご時勢ながら市も頑張ってくださり、現在常勤医4名と非常勤医 により夜間・休日もほぼカバーされているとのこと。(ただし、既に急患の対応をしている場合など、受け入れ不可能なことがあるので、必ず市の消防本部 「♯7119」に電話確認のうえ来て欲しいとのことです。)

    ●東京都が認可保育所運 営費の加算補助や学童クラブ運営費補助・3歳児検診補助など13の補助金事業を廃止し、‘06年4月より「子育て推進交付金」としてひとくくりにしておろ す予算に変えたことにより、自治体の裁量により子育て関連事業に自由に振り分けられることになったことから、市に保育における従来の基準を保持できる配分 とするよう要望し、今までの配分のバランスは変えないという回答を得ています(‘06年)。

    ●B経費と呼ばれている都からの社会福祉法人へ の補助金制度(職員の給与の公私格差是正のための補助金で、職員の平均経験年数により積算されていますが、積算方法が変わり、ベテラン保育士の多い園ほど 影響がでており、退職勧奨などにつながる可能性があります。)稲保連ではこの危惧を伝え、市からも引き続き、市長会などで都に再検討を要望していくと回答 を得ています(‘07年)。

    ●長年要望をしてきました、「市内全ての認可保育園にて延長保育を19時まで」が2010年4月より実現されました(‘10年)。
      


  • Posted by いなほれん at 05:26Comments(0)これまでの活動